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2010-07-23
お店の評価と内装の重要性
- 2010-07-23 (金)
- 店舗内装・改装
「あそこの店、最近、味が落ちたね」「料金も前に比べて高くなったね」……。
馴染みのお店が改装・改築したときに、
常連客だった人たちが、陰でこんな会話を交わすことがあります。
スタッフが変わらない限り、味にそんなに大きな差が出るはずはないし、
改装費の原価償却費を露骨に料金に上乗せするお店もないはずです。
けれども、こんなふうにお客様が感じてしまうのは、心理的な要因が大きいと思います。
自分がそれまで馴れ親しんできた空間が変化してしまったことに対して、
違和感や戸惑いの気持ちが強く働いてしまう、ひとことで言えば“動揺してしまう”のですね。
もともと人間は変化が嫌いで、一度、安息できる場所を見つけると、
つねに同じ状態を求めがちです。
だから、飲食店のように、くつろぎや慰安を求められる場所には
“いつもの変わらない味・雰囲気・風景”を求めるのです。
見知らぬ外国の街に行った時、
マクドナルドのような世界共通の味と雰囲気のお店を発見すると、
ほっと安心して思わず入ってしまうのも、これと同じ理屈でしょう。
飲食店にとっての内装というのは、それだけ大きな要素を占めているのです。
これは接客に当たる人間、つまりスタッフの質にも同様のことが言えます。
内装が醸し出す雰囲気と、それにマッチした接客方法は、
ともすれば、料理の味・質と同じレベルの力を持っている、と言っても過言ではありません。
お客様は、そのお店の<空間+料理+サービス>を総合的に評価し、
合格点に適ったときに初めてリピーターになってくれるのではないでしょうか。
これはお店、特に飲食店を経営していくためには、たいへん重要なことだと思います。
そして、店舗の内装を変えるときは、こういったお客様(常連客)の、
ちょっとわがままで消極的な心理を十分に理解した上で行なうのが得策かと思います。
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